ステロイド外用薬の副作用(3)

酒さ様皮膚炎の治療の基本はステロイド外用薬の中止ですが、その際にニキビ様皮疹の増悪、浸出液、紅斑の増強、浮腫など相当な悪化が見られるのが通常です。その状況で、抗生物質含有軟膏、抗生物質の内服、抗ヒスタミン薬の内服などを行うのが標準的治療ですが、上記のような著しい悪化を避けてステロイド外用薬を離脱する方法があります。最初に、強め(ベリーストロングランク)のステロイド外用薬の1週間程度の使用で炎症を完全に抑え、プロトピック軟膏またはコレクチム軟膏にスイッチする方法です。プロトピック軟膏やコレクチム軟膏にはある程度の刺激反応がありますが、それは何としてでも我慢していただくように強くお願いしておくと、これまでに刺激反応で中止した患者さんは一人もいません。このようにプロトピック軟膏やコレクチム軟膏を数か月使用継続すると、上記のような離脱反応なしに改善することができます。///

オリンピック組織委員会会長の選出が行われています。さて誰なんでしょうか?橋本聖子氏でしょうか?約30年前に、冬場に富士急ハイランドに家族で遊びに行った際に、駐車場の隣のグラウンドでフェンスに寄りかかって休憩していた橋本聖子氏にお願いして写真を撮らせてもらったことがあります。とても感じのいい方でした。///

新型コロナワクチンの接種ですが、厚労省の直轄の国立病院機構が優先のようですが、文科省の直轄の大学病院はいつになるのでしょうか?・・・

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