アトピー治療部位ごと(2)

本日は、顔面の治療です。成人型の特徴として、顔面紅斑(以前は赤鬼様願望と言われていました)が挙げられますが、小児や乳児でも顔面紅斑は認められます。乳児の場合はマイルド以下のステロイド外用薬が基本ですが、成人や成人に近い小児の繰り返す顔面紅斑では、ステロイド外用薬で炎症を抑えてから、プロトピック軟膏の継続使用で維持するのが基本です。その際には、年齢にかかわらず刺激作用の少ない小児用プロトピックを使用しています。最近では、コレクチム軟膏が登場し、プロトピック軟膏より刺激作用が少ないため、プロトピック軟膏の刺激作用で使用できずに中止した症例にもお勧めです。既に、30例くらいにコレクチム軟膏を使っていますが、刺激反応で中止した患者はいません。プロトピック軟膏やコレクチム軟膏の利点は、症状を完全に抑え込んでなおかつ継続使用できるので、顔面紅斑の再燃が抑え込める点です。///

私のスポーツ選手のサイン、最もお宝は、今年ゲットした陸上競技10種競技過去2大会オリンピック代表の右代啓祐選手のサインです。娘さんのいぼ治療で通っていたクリニックで頂きました。来年の東京オリンピック2020でも代表になってほしいと思います。ちなみに、10種競技の切符は2日とも確保しています。///

昨日、西村大臣と尾身さんが一緒に記者会見していましたが、意味不明で何を言いたいのか分かりませんでした。西村大臣が新型コロナ肺炎問題の司令塔、すべての機能と対応が任された最高機関であったとしたら、尾身さんの登場は不要です。西村さんは、医療体制のひっ迫に対する具体的な政府の対応策を述べるべきでした。個人の努力にかかっている…、ふざけるなですね。