アトピー性皮膚炎と付き合うワンポイントアドバイス(10)

時々、他の医療機関でセレスタミン(または後発品エンペラシン、セレスターナ、ベタセレミン等)を投与されていた患者さんが来院されますが、新型コロナ肺炎禍の現在では禁じ手です。セレスタミンは、内服ステロイドと抗ヒスタミン薬の合剤ですが、内服ステロイドは少量であっても免疫抑制作用があります。従って、新型コロナ肺炎にかかりやすくなるのです。更に、長期に内服を続けると、骨粗鬆症、脂肪肝、糖尿病、高血圧などを誘発します。また、含有されている抗ヒスタミン薬も古いタイプのもので、とても眠くなります。内服薬で一定の効果があるので簡便ですが、副作用についてよく説明して、ステロイド外用中心の治療に切り替えてもらうようにしています。///

男子体操の種目別の代表の件です。日曜日の試合で劇的な展開で鉄棒の内村選手が跳馬の米倉選手を振り切って代表を決めたと書きましたが、米倉選手にもチャンスが残っているようです。今月末のドーハで開かれるワールドカップの結果次第では可能という報道がありました。東京オリンピック2020では、鉄棒の内村、跳馬の米倉、両方期待したいです。///

「尾身の乱」ちょっとタイミングが遅くはないですかね。IOCに意見するというのも、ちょっと筋違いではないですかね。今から、提言しても、時間的に受け入れられるものと受け入れられないものもありますよね。

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