アトピー治療の落とし穴(5)

アトピー性皮膚炎の診断が患者さん自身自覚すらしていないケースも少なくありません。成人の患者さんで(男性が多い)、予診票には半年前から背中が痒い、既往歴にはアトピー性皮膚炎と書いてあり、診察すると全身苔癬化の紅皮症ということもよくあります。当然、アトピー性皮膚炎の再燃と診断されているわけですが、本人はアトピー性皮膚炎は子供の時に治っており、今の症状が同じくアトピー性皮膚炎の再燃であることすら自覚できていない。自分が慢性の皮膚疾患に罹患している、自己管理が重要、定期的な皮膚科受診が必要ということ、すべてを理解していないわけです。十分に時間をかけて説明して、定期受診を勧めるのですが、すぐに受診しなくなって、1年ごとに薬切れで受診することが多いです。///

昨日、重要なことに気付きました。陸上日本選手権の直前の試合で追い風2mちょうどで山縣9秒95、多田10秒01と参加標準を破っていなかったら(追い風が2.1mで参考記録になっていたら)、日本選手権1位から3位まで内定は出ずに、4位から6位の小池、桐生、サニブラウンが代表になったかもしれないです。///

「一時的免疫」とか「一次的免疫」とか何なんですかね。我が後輩の東京大学卒の大臣んですがね。本音がぽろっと出た失言というより、高学歴者にありがちな、理屈をこねた失言ですよね。

#アトピー治療間違い