治療についてはまず標準治療のきめ細かな組み合わせが重要だと思います///
1.治療全体の中心はステロイド外用薬の適性使用です。症状や部位に合った適切な使用が望まれます。
2.その他の外用療法としては、顔面に好んで使用されるプロトピック軟膏や、今年になって認可されたコレクチム軟膏があります。その他、正常化した皮膚への悪化予防薬としての保湿薬があります。
3.内服薬ですが、通常は抗ヒスタミン薬を使用します。私は、眠気の出ないもの(日本では4種類発売)を好んで使用します。ステロイドの内服薬は、長期に使用すると副作用が怖いので一切使用しません。シクロスポリンという免疫抑制薬の内服薬は強力な痒み抑制作用があり、皮膚症状も改善させますが、腎障害は免疫力低下が起こるので1,2、ヶ月限定で使用します。ただし、コロナが蔓延する中では使用できません。
4.注射薬である程度の効果があるものもありますが(デュピクセント)、高額であること、注射で面倒であること、効果がシクロスポリンより落ちることなどより、原則私は使用しません。
明日は、患者さんが追い散りがちな間違った治療戦略について書きます。///
陸上競技の男子10000mと女子5000mと驚異の世界記録が出ました。男子はウガンダの選手で、女子はエチオピアの選手です。女子は14分6秒62なので、青山学院大学以外の大学なら、箱根駅伝の有力メンバーですね(笑)。///
GO TO イートキャンペーンが全国的に始まりましたが、東京都ではプレミアム券の購入法は東京都ではまだ未定だそうです。陸上競技の100mのスタートは鳴っているのに、「東京選手」はいまだスターティングブロックの調整をしているようなもんです。他のコースの選手は走って行っているのに,恥ずかしいとは思わないのでしょうか?「喝」
#アトピーと共に