アトピー診療の間違い(7)

最も罪深いアトピー診療の間違いは、この病気は治らないとか、ずっと付き合っていくようにという指導です。アトピー性皮膚炎は必ず治る疾患です。発症早期に治療開始すると2,3歳までにほぼ完治しますし、成人型のアトピー性皮膚炎患者も数多く私の診療の元で完治してきました。決め手になるのは、患者サイドの正しい理解と治そうと思う気持ちです。///

昨夜のニュースでやっていましたが、新型コロナ肺炎を完全に封じ込めたニュージーランドでは、ラグビーも含めすべてのスポーツが、観客をフルに入れて飲食も可で、完全に以前の状態に戻ったようです。国のリーダーの差でしょうか?///

日本の新型コロナ肺炎の政策の間違いのその4は、3月上旬から始まった学校一斉休校でしょう。あれは。北海道だけで良かったのです。患者のいない岩手県で何の意味があったのでしょう。春休みを少し前倒しにするだけのつもりが、5月のゴールデンウィークまで延びるというのは、決めた時点では政府は予想していなかったのでしょう。卒業式や入学式など多くの人生のイベントを奪った失政の罪は深いです。更に、安倍首相は間違った説明をしています。「子供たちの命を守るために」ではなく、「学校でクラスターが発生して、その家族のお年寄りに被害が出ないように」と言うべきでした。その後の9月入学も、実施できるはずもない政策でした。この政策は、文科省が提案したのでもなく、厚労省が提案したのでもなく、地方自治体や総務省が提案したのでもなく、責任の所在が明確にならない安倍内閣の側用人が提案したのです。

#アトピー治療間違い