ステロイド外用薬の副作用(2)

実際に注意しないといけない副作用は大きく二つです。正常な皮膚に月単位で外用を続けると皮膚が薄くなって、血管が浮き出て赤くなってくることがあります。顔面以外の部位ではさほどのことは無いのですが、顔面では外用しないと落ち着かない感じになってきて、外用を続けてしまうケースがあり、酒さ様皮膚炎と呼ばれています。ステロイド外用薬を中止した後に、ニキビ様の発疹が多発したり、浸出液が出たりして、それを治すのに半年から数年かかることがあります。従って、顔面にステロイド外用薬を使用する場合位には、痒い時だけ塗るとか、見た目ほぼよくなったら中止するとかの注意が必要です。もう一つの副作用は、ウイルスや細菌が増殖しやすくなるので、ニキビ、おでき、ミズイボ、ヘルペスなどの部位には塗らない方が良いということです。酒さ様皮膚炎の治療については明日書きます。///

オリンピック組織委員会会長の人事にいろいろな人が浮上しては消えています。橋本聖子、谷垣禎一、小谷美可子、山口香など。安倍晋三はないかな・・・///

東京都の新型コロナ肺炎の感染者に800人以上の集計ミスがあった…絶句です。この数字はアメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計結果にも影響を与えると思います。保健所業務の多忙のためとのことですが、集計ぐらいは事務系の人がコンピューターで管理されたシステムで行って欲しいと思います。

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