ステロイド恐怖症患者への対応(5)

ステロイド恐怖症患者の中には、診察室に入るなり、「○○先生から、言われて受診したけど、どうせステロイドは使うつもりはないから、帰る」という人も時々はいます。「絶対使おうなんて言わないから、とりあえず話だけ聞いていって」と言って話を聞いてもらう時間を取ると、意外と態度を軟化させます。「とりあえず話を」というのも突破口になることもあります。///

大谷翔平が通算19本で本塁打王を争っています。更に、野手のいない3塁側にセーフティバントを決めたことも話題になっています。読売ジャイアンツの王貞治選手が全盛期に「王シフト」を引かれた時は、「レフトに流すとフォームが崩れる。ライトにひっぱても野手の頭の上を越せばいいから、レフトには流さない。」と言っていたのを思い出しますが、大谷選手の方が柔軟性があると思います。

当初の話ですが、新型コロナ肺炎を全員入院させるという措置にして、軽症例でも診断してしまうと入院が必要でベッドが足らなくなるから、重症化してからPCRで診断するという茶番劇を演じることになりました。厚労省のもっと早い柔軟な措置が必要だったと思います。

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