アトピー治療における外用薬基剤について

まずは、金沢市内のブログ読者からメッセージをいただきましたので、ごく一部を紹介させていただきます。「いつも竹原先生のブログを楽しみに拝読しておる一読者です。(中略)また竹原先生のブログを拝読し、ここまで外用の仕方を細やかに伝えている情報誌は意外と少ないのではないかと思います。」お褒め頂きありがとうございます。///

さて、本日は外用薬の基剤です。黙って軟膏を処方する皮膚科医が多いと思いますが、外用薬基剤も工夫が必要です。まずは、軟膏ですが、べたべたした感じをいとわなければ、オールラウンダーです。軟膏が望ましいのは、まずはびらん部位です。軟膏以外のクリームやローションなどはびらん部位では刺激で使いずらいです。陰部や乳頭部など刺激に敏感な部位も難航がベストです。///

笹生選手は日本女子ゴルフ2連勝です。ようやくいろいろなスポーツも盛んになってきました。テレビ番組で、水泳の池江璃花子選手の久々の大会出場に、張本勲氏が「まだ大会に出るのは早すぎる、身体が細くなっている」とか言っていましたが、頑張っている選手の復帰プログラムについて水泳素人の元野球選手がどうこう言うのはいかがかと思います。張本氏に「喝」です。///

先日、あるキャスターがネット記事で、世田谷区の医療、介護、保育関係者全員にPCRを行うのは、かつてのHIV感染者に見られたような人権侵害だというのです。HIVは性行為をしなければ感染しませんが、新型コロナ肺炎は同じ空間にいる人に感染します。HIV感染は生涯消えませんが、新型コロナ肺炎は2週間です。どんな屁理屈をこねてでも、PCRを増やしたくない人がいるのですね。

#アトピー外用基剤