世界陸上(9)

昨日の講評です。

1.男子4x100mリレー、6位入賞でした。正直、以前メダルを取っていた時期より、各走者の地力が弱くなっていると思います。今期のベストタイムは桐生の9秒99で、他に9秒台はいません。9秒台4人で組めるように100mの地力を高める必要があります。各国バトンも上手になってきて、いつまでもバトンの日本では戦えないと思います。

2.4x400mリレーのボツアナの優勝は感動的でした。アンカー勝負でしたが、400mハードルの金メダルをボツアナの400m金メダルが抜きました。さすが。本職です。

3.女子走り高跳びは、途中からの豪雨でウクライナのマフチフは気の毒でした。それでも、オーストラリアのオリスラガーズは強かったです。

次いで、今大会全体の講評です。

1.結果のいかんにかかわらず、メダルの夢を見せてくれた、男子3000m障害の三浦、男子110mハードルの村竹、予選敗退でしたが女子やり投げの北口、男子4x100mリレーの4走者、ありがとうございました。

2.メダルを死守した男女の競歩、勝木と藤井立派です。大あっぱれです。

3.入賞した男子400mの中島、女子10000mの廣中、女子マラソンの小林、男女混合4x400mリレー、立派です。

4.重複しますが、男子400mの中島、男女混合4x400mリレー、女子3000m障害の齋藤の日本記録は立派です。

5.準決勝まで残った、男子200mの鵜沢、女子200mの井戸、女子100mハードルの福部と中島、男子110mハードルの野本、決勝に残った女子5000mの田中とアシストした山本、予選敗退ですが10代ランナー男子800m落合、女子800m久保、みんなよく頑張りました。

6.最後に立派だと思ったのは、TBSのメインコメンテーターの織田裕二のアシスタントをしていた今田美緒さんです。初日は織田裕二の迫力に圧倒されて完全に固まっていましたが、2日目以降立派にアシスタントを務めました。