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アトピー治療部位ごと(3)

2020.12.23 Edit

頸部と前額ですが、最初は顔面と同じ外用薬で治療開始しますが、治りが悪い場合には身体と同じ外用薬に変更します。これらの部位では、世間で言うほどには副作用は起こらないと思います。///2番目の値打ち物は、元オリンピックマラソ...

アトピー治療部位ごと(2)

2020.12.22 Edit

本日は、顔面の治療です。成人型の特徴として、顔面紅斑(以前は赤鬼様願望と言われていました)が挙げられますが、小児や乳児でも顔面紅斑は認められます。乳児の場合はマイルド以下のステロイド外用薬が基本ですが、成人や成人に近い小...

アトピー治療部位ごと

2020.12.21 Edit

今週は、部位ごとのアトピー治療について述べます。最初は、頭部です。通常ステロイドのローションを使います。私は、手にローションの一部を取って指で塗るのではなく、ローションの筒先を痒いと感じる頭皮に当てて、頭皮に押し出したロ...

抗ヒスタミン薬(7)

2020.12.20 Edit

アトピー性皮膚炎で、外用療法でコントロールが良好になれば抗ヒスタミン薬の内服は中止します。ただし、例外的なケースもあります。下腹部、下肺部、大腿内側などいわゆるアトピー性皮膚炎の非好発部位である「やわらかい部位」に掻把痕...

抗ヒスタミン薬(6)

2020.12.19 Edit

抗ヒスタミン薬は、眠気以外には、きわめて副作用が少なく、長期使用に適している薬剤であることを患者さんに説明するようにしています。ただし、小児に投与する際にはてんかん発作の既往があるか聞くことが大切です。///明日の高校駅...

抗ヒスタミン薬(5)

2020.12.18 Edit

私は基本的には眠気の強いとされている抗ヒスタミン薬はあまり使わないようにしています。以前、蕁麻疹で受診された金沢大学の学長から「何度もいいからよく効くのを出してくれ。眠気があっても構わん。」と言われて、ある薬を出したら翌...

抗ヒスタミン薬(4)

2020.12.17 Edit

妊婦さんあるいは妊活中の女性にどのような抗ヒスタミン薬を投与するのかも迷うところです。第1世代の抗ヒスタミン薬は眠くなるので、原則使用しません。一番よく使用するのがクラリチンで、FDAの基準ではB,オーストラリアの基準で...

抗ヒスタミン薬(3)

2020.12.16 Edit

2番目に良く使用しているのが、デザレックスです。この薬も眠気は出ずに、食事と関係なく、内服できるのが特徴です。眠くならない薬優先で、重症例(土の時間帯も蕁麻疹が出現する)には、朝食後デザレックス、眠前ビラノアが良く使う投...

抗ヒスタミン薬(2)

2020.12.15 Edit

基本的に私は第2世代と言われる比較的新しいものしか使いません。中でも、眠気が出ないもの、添付文書に車の運転の注意書きのないものを優先して使用しています。最も良く使用しているのが、ビラノアで、この薬は空腹時という縛りがある...

抗ヒスタミン薬

2020.12.14 Edit

アトピー性皮膚炎の補助療法で、痒み止めとして抗ヒスタミン薬が広く使用されています。今週は、抗ヒスタミン薬について解説します。まず、使用すべきでないのは、セレスタミンです。この薬剤は、ステロイドと抗ヒスタミン薬の合剤で、当...