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With Atopic Dermatitis (７）

2020.10.11 Edit

アトピー性皮膚炎であることで、習ったことは無いか、人生で得られるものは無かったか考えてみましょう。上手な医療機関の見分け方、時間の効率の良いクリニックや病院のかかり方、的確に情報を伝える医師とのコミュニケーションの取り方...

With Atopic Dermatitis (6)

2020.10.10 Edit

外用療法をしっかりマスターした後は、最低限の治療目標を設定すべきです。ひどく痒くなければよいとか、赤味が目立たなければよいというのは目標設定が低すぎます。私が、患者さんに求めてきた治療目標は以下の通りです。1.外見上アト...

With Atopic Dermatitis (5)

2020.10.09 Edit

治療についてはまず標準治療のきめ細かな組み合わせが重要だと思います///1．治療全体の中心はステロイド外用薬の適性使用です。症状や部位に合った適切な使用が望まれます。2．その他の外用療法としては、顔面に好んで使用されるプ...

With Atopic Dermatitis (4)

2020.10.08 Edit

アトピー患者さんにとって大切なのは、良い皮膚科医に出会う、あるいは良い医療機関に出会うことだと思います。「アトピー良医」の見分け方ですが、1．全身をじっくり(30㎝以内で）観察してくれる2．薬の塗る方を医師自ら実地で指導...

With Atopic Dermatitis (3)

2020.10.08 Edit

何故か、昨日書いたはずの記事がアップされていないので、今日2日分アップします。おかしいなあ。診断、病勢把握の次の方法は治療方針です。最近、巷のアトピー治療が保湿に偏っている気がします。ステロイド外用薬でアトピー性皮膚炎の...

With Atopic Dermatitis(2)

2020.10.06 Edit

診断の次には、病勢は把握です。かゆみや赤味だけではなく、病変部を触れた場合の硬さも重要です。皮膚科では、「浸潤」という用語で表現されますが、リンパ球という炎症を起こす細胞が固まった状況です。加えて、アトピー患者さんの乾燥...

With Atopic Dermamitis

2020.10.05 Edit

アトピー性皮膚炎と付き合っていく最初のポイントは、アトピー性皮膚炎という診断を受け入れることです。アトピー性皮膚炎は「患者さんの多くは生後半年から1年で発症し、左右ほぼ対称性にかゆみを伴う湿疹が慢性に経過し、初期の症状は...

ちょっと変わったアトピー患者さん(7)

2020.10.04 Edit

以前にも書いた患者さんですが、ネットで調べたことだけが正しいと思い込んでいる患者さんっているもんですよね。消化器内科からの院内紹介で、開口一番「今日は、先生にケンカを売るつもりで来たんじゃないんです。でも、先生も気付いて...

ちょっと変わったアトピー患者さん(6)

2020.10.03 Edit

金沢大学時代の製薬会社担当MR君から、私の診療において「生物学的製剤」と言われる注射の新規治療薬はいらないのでしょうか？」という質問が来たので、ここで答えます。金沢大学時代に使用したのは3人だけです。一人は外用薬だけで十...

ちょっと変わったアトピー患者さん(5)

2020.10.02 Edit

隣県の開業医さんで初期のアトピー治療を受け、それを継続して欲しいという患者さんが金沢大学皮膚科を来院したのですが、前医の治療法がとんでもないもので、最初に診察した若手の女医さんが困って私に回してきました。とんでもない治療...