アトピー性皮膚炎外用治療(4)

プロトピック軟膏は約20年前から使用されるようになった外用薬で、皮膚萎縮の副作用がないため、ステロイド外用薬で皮膚萎縮の起こりやすい顔面で好んで使用されます。欠点として、炎症が治まっていない時点で使用すると刺激感として、ほてりやかゆみが生じます。従って、ステロイド外用薬でしっかりと炎症を抑え込んでからプロトピック軟膏に移行するのが使い方のコツです。私は成人例でも刺激感の少ない小児用プロトピック軟膏を使用しています。この薬が使用開始になった頃の話ですが、

プロトピック軟膏のおかげで顔面の症状が良くなって⇒自分に自信が持てて⇒彼氏ができて⇒結婚したので(結婚することになって)⇒外来に連れてきたので先生会ってください

こういう患者さんが4人もいました。///

池江璃花子選手が東京オリンピックにもチャレンジするようです。驚異的な回復力ですが、あくまでパリを目指して欲しいと思います。///

遂に新型コロナ肺炎の問診票が手元に来ました。予約がスムーズに取れるかどうかが心配です。

#アトピー性皮膚炎外用