かつて、「間違いだらけのアトピー治療」というタイトルで新潮新書で本を出しました。今日から2週間は、その最新版を紹介したいと思います。まずは、
「ステロイド外用薬は副作用が強くて、できるだけ使うべきでない」
という反ステロイド論ですが、最近の診療で感じることは、若い患者さんや小さい子供の両親ではなく、高齢者の方から「ステロイドは嫌だ」という反応が返ってくることです。これは1990年から2000年くらいの「ステロイドバッシング」の影響だろうと考えられます。逆に言うと、2000年以降の日本皮膚科学会のステロイド適性使用のキャンペーンが実を結んでいるとも考えられます。///
昨日、NHK杯男子体操で2名のオリンピック代表が決まりました。個人的には、リオオリンピックの補欠だった萱選手を応援していましたが、見事2位で代表決定を勝ちとりました。NHKのアナウンサーは全体に失敗の少ないオールラウンダーと紹介していましたが、彼のあん馬は種目別でもメダルを狙えます。あと、内村選手は種目別の鉄棒で金メダルを目指して欲しいと思います。///
先週、NHKの朝の連続テレビ小説「おちょやん」が終わりました。なかなかの好番組でした。特に、夫婦ともに関西出身の我が夫婦にとって、ドラマ内で出てくる関西弁に興味が惹かれました。まずは「いちびる」です。これは、大阪だけではなく、神戸でも通じます。ただ、我が家では、夫婦では理解できても子供たちは全くわからないとのことです。これは「調子にのる」「ふざけて目立ちたがる」などの説明でも、ピンとこない独特のニュアンスがあります。どうやら、もともと京都の方言のようです。
＃アトピー間違い
