アトピー患者に言ってはいけないその一言(5)

「ストレスがアトピーを悪化させるから、ストレスを減らしなさい」と言われて、悩んでストレスを増やしている患者さんが少なくありません。でも、現代人がストレスを簡単に減らすことができるのでしょうか?ストレスを減らせと言われる⇒ストレスを減らせない⇒ストレスを減らせないという事実がストレスになる⇒アトピーが良くならないのはストレスのせいで、ストレスを減らせない自分のアトピーは良くならない、こういう負の連鎖に入ってしまうのです。アトピー性皮膚炎患者の最大のストレスは、コントロールされていないアトピー性皮膚炎そのものです。アトピー性皮膚炎に正面から向き合ってアトピー性皮膚炎を自分でコントロールする自己管理能力を持つと、患者さんのストレスは一気に解消するのです。///

米国で活躍中の前田健太、もう少しでノーヒットノーランだったのに、惜しかったです。最初のヒットも二塁手がほとんど追いついていたのに・・・野茂、岩隈に続くノーヒットノーラン、もう一度狙って欲しいです。///

またまた新型コロナ肺炎のPCRの話です。昨日のワイド―ショーで興味深いやり取りがありました。英国および米国在住の日本人医師は問題なしにPCRはどんどん増やすべきだと言います。そして、検査を医療目的検査と社会的検査に区別して考えるべきだと。医療目的検査は、症状がある人や濃厚接触者に行います。社会的検査は、スポーツ選手や海外渡航するビジネスマン、老人施設の職員などで、安心して社会生活を行うためのもので、無症状の集団に対して行う。この説明は、分かりやすかったです。これに対して、我が国の衛生研の関係者は、PCRを増やすのは良いが、無症状者に行うのは反対で、すでに保健所のキャパシティはいっぱいで、職員も疲弊しているから、現状よりは増やせないとのことでした。ああ、厚労省―保健所のラインはどうしても、検査を独占したいのだな、社会的検査を民間検査会社や文科省系列の大学病院にはPCRを譲りたくないのだなと感じました。結局、年初から続く我が国の問題点は何も解決されておらず、政治的にPCRを実施する体制を作らないとどうにもならないと思います。社会的検査の仕組みを整理すれば、民間検査会社のキャパシティも増えるはずです。

#アトピー患者禁句